DrHEAD HT Edition 電源24V化終了

ついに電源24V化作業を終えたDrHEAD HT Editionですが、さすがに今回の改造は直接電源回りをいじる作業だけあって、かなり緊張しました。何回かバチッ!ボン!と火花が・・・怖いっすねー。

まずは作業の内容からいってみたいと思います。

●今回使用したACアダプター(無負荷38V出力)

(かなり前に購入したMac用のHPプリンターに付いてきていたもの)

●換装用の電解コンデンサと3端子レギュレーター
(ニチコンMUSE 50V 100μF・50V 470μF,TA7824S)

●金属皮膜チップ抵抗器(ダイアモンドバッファ部のエミッタ電流変更のため)
(進工業 RR1220P-472-D)

●金属皮膜チップ抵抗器を従来の2.2kΩから4.7kΩに変更

●コンデンサーを交換後
(従来のOSコン等は、耐圧不足のため交換)

●レギュレーターを交換後(出力24V)

●全て交換後ケースに収めた状態

作業も無事に終わり、気になる24V化されたDrHEADが繰り出す音ですが・・・・・おぉ~~~~~、音質や音場がグイッと生き生きさを増しました。こりゃすごい。30Vまで繰り出せれればもっといい感じになるのでしょうね。新星Dr.DACとの一騎打ちが楽しみです。

ただ懸案事項が一つだけ。DrHEADの電源を投入して数分後、筐体が結構熱を持っていたので蓋をとって確かめてみると、コンデンサはもちろんのこと、ダイアモンドバッファ部のトランジスタもかなり熱を発しているようです。これは電源24V化以前にはなかった事象なので何らかの不具合だと思うので修正せねばなりませんね。エミッタ電流値も以前と変わらない数値になるようにしたのですが...もうちょい下げてあげないとまずいのかなぁ。

とにかく発熱している以上通常使用出来ないので、おって不具合部分を見つけたいと思います。