DrHEAD改造(その2)

さらなる良い音を出すためのDrHEADの改造第2弾は、入力段カップリングコンデンサの交換です。ニッセイ電機のポリプロピレン積層フィルムコンデンサがやっと届いたので、交換に着手しました。交換したコンデンサは、C23,32用に、kfdさんが 使用したものと同じシーメンスのMKH積層フィルムコンデンサ0.68μF,100V、C26,34(未実装)用にニッセイ電機のポリプロピレン積層フィ ルムコンデンサAPSシリーズ、0.1μF,100Vをそれぞれ取り付けました。kfdさんが使用したAPHシリーズの0.1μF,100Vでも良かった のでが、APSシリーズの方が高さが低く、アルミ筐体とのクリアランスがとれるのでこちらを選びました。

●届いたニッセイ電機のコンデンサ(左:APHシリーズ、右:APSシリーズ)

●黄色い丸の位置のコンデンサを交換、取り付け

●シーメンスのMKH積層フィルムコンデンサ、0.68μF,100V

●APSシリーズポリプロピレン積層フィルムコンデンサ、0.1μF,100V(右側)

●無事に交換終了

今回の入力段カップリングコンデンサの交換で、高域の音が改善されると思うのですが、いかがなものでしょうか。今日は軽いエージングを行っているので、試聴インプレ第2弾は次回のエントリーにてご紹介します。

◆各部品の入手先
シーメンスのMKH積層フィルムコンデンサ、0.68μF,100V:若松通商
単価:189円、5個注文

ニッセイ電機のAPS,APHシリーズ、0.1μF,100V:フルカワエレクトロン
単価:APH,APS共に140円、それぞれ5個ずつ注文

DrHEADへ捧げる生贄(部品取り終了)

DrHEADへの生贄として捧げれられたYAMAHAのアンプ(VS-10)の部品取りを終えました。とりあえずコンデンサはガンガン取り外し、レギュレーターもスポスポと。取り外したコンデンサのうち電解コンデンサは、総数102本。自力でシリーズが判別できたのは、

◆ニチコン FWシリーズ、VRシリーズ
◆エルナー 標準シリーズ(私だと目視で判別できません。多分標準品。)
◆ルビコン YKシリーズ

という感じでした。特にオーディオ用として高い性能のものはないようです。他には3端子レギュレーターで79M12A(JRC)、78M05A(JRC)あたり。アンプはナショナルセミコンダクター社のLM1875Tが2個、積層フィルムコンデンサも20本弱外したのですが、概観からはシリーズ名を判別出来ませんでした。このような小部品を扱っている方だと分かるかもしれません。あちこちのメーカーHP、また通販サイトで調べたのですがやはり分からずじまい。

今回の目的はあくまでもDrHEADへの捧げ物を見つけることなので、不明品を付ける訳にはいきません。ニチコンのFWシリーズあたりで使えそうなやつを照合したのですが、耐圧や容量が合わずだめでした。ルビコンも微妙なところでだめ。

ほとんど生贄になり切れなかったYAMAHAのアンプ(VS-10)ですが、もともとの回路設計がDrHEADとは根本的に違うため仕方がないかも 知れません。外した部品もそれなりに使える部品なので大切に保管しようと思います。私の住んでいる場所だと、このような部品は通販くらいでしか購入できな いので、手元にあるということは大変重要です。ありがとうVS-10、さようなら~~~。

で、肝心のDrHEADの入力段カップリングコンデンサの交換ですが、昨日やっと発送のメールが来ました。ニッセイ電機の ポリプロピレンフィルムコンデンサ、APH 100V 0.1uFを10個注文していたのですが、このAPHシリーズは生産中止のため、なかなか入手が困難だったようですが、若干数入荷したとのこと。代替の APSシリーズも同時に入荷したようなので、結局、APHの100V 0.1uFを5個、APSを5個購入しました。明日には届くはずなので、来週には交換後の試聴レポートが出来ると思います。楽しみ楽しみ。

●分解されてしまった基盤達(VS-10)

●アンプ部分

●スピーカー出力部分

●多分ドルビー回路でしょうか

DrHEADへ捧げる生贄

オペアンプと電源レギュレーターの交換も終わり、快調に音を出してくれているDrHEAD。次の改造予定の入力段カップリ ングコンデンサの交換ですが、ニッセイ電機のポリプロピレンフィルムコンデンサが取り寄せになるらしくまだ手元にありません。シーメンスの積層フィルムコ ンデンサは既にあるので届き次第改造に着手する予定です。

このDrHEADのお陰で久々に改造意欲が沸々と湧いてきてしまいました。最近の自作PCでは昔のような低コストでトップクラスをぶち抜く改造やったるぜー!という感じがイマイチなのでこのDrHEADは何か懐かしいやる気を!?起こしてくれます。

改造予定としてはカップリングコンデンサの交換の次にダイアモンドバッファ部のトランジスタ交換、またチップ抵抗の金属皮膜への交換を予定しているのですが、ガツガツやっても意味がないので、ジワジワと音を聞きながらまったりやっていこうと思います。

電源部の平滑コンデンサや分圧回路の平滑コンデンサの交換も視野に入れているのですが、なにぶん地方から通販にてバラバラに注文すると、さすがに送料などがかさみます。うぅ~~んと考え込んでいると、ふと目の前に・・・以前特価(5千円くらい)で通販で購入したYAMAHAのアンプが鎮座してるではないですか。(どうせ使ってないし、音良くないし、大きさも中途半端だし~~)

●生贄決定のYAMAHAのアンプ(VS-10)

ささ、分解開始です。使えそうなパーツをDrHEADに献上するのじゃーー!ということでばらし始めました。

●VS-10の中

あら、かなり殺風景な中身です。シンプル過ぎていいんだか悪いんだか。良くも悪くも生贄は決定なのでパーツを目視で物色。

●コンデンサ達

お、なかなか使えそうな物が並んでいるようです。明日にでもバランバランにして生贄用のパーツを外してしまおう。

短い間でしたがお疲れ様でした、VS-10様。

DrHEAD改造後インプレ(その1)

オペアンプと電源レギュレーターを交換したDrHEAD。早速音がどのように変わったかチェックしてみました。

購入した当初のDrHEADで試聴した同様のソースにてチェック。

●DREAMS COME TRUEの「OLA'! VITO'RIA!」-320kbps/CBR/Stereo ボーカルの艶やかさは頑張って出そうとしています。ただ結果出し切れないので少々残念。左右の分離感、音の広がりは明らかにYAMAHAのアンプよりは向上。
改造後:ボーカルの艶やかさ・・・出し切ります。セパレーションの向上とともに、奥行感がかなり感じられるようになりました。
●エンヤの「カリビアン・ブルー」-128kbps/CBR/JointStereo お、アンプでこれだけ変わって嬉しい代表のような感じです。たかが128kbps、JointStereoでもしっかりと聞かせてくれますね。他の同様の エンコしたエンヤの曲も強弱のあるしっかりとした音で聞くことが出来ます。しかし一つ一つの音の切れなどは128kbpsが災いして雑かもしれません。
改造後:128kbpsもなんのその。高音域が非常に良く伸び埋もれていた音がバンバン聞こえるようになりました。
●ゴスペラーズの「永遠に」-220kbps/VBR/JointStereo ボーカルのソロ部分は以前とはほとんど変わらず。しかしバックコーラスが入ってきた途端DrHEADのパワー炸裂。しっかりと一つ一つの音を出してきます。抜けの良さは少々不足気味。
改造後:奥行感が非常に増したことによって、コーラスのボイスのポジションがはっきり分かるようになりました。高音域がつぶれなくなったのでGood。
●宇多田ヒカルUH2(DVD)-低音が以前よりも響いてきます。ただ高音の艶やかさ、抜けの良さはやはりイマイチ。 DrHEADのボリュームを高めにすると高音が砕け気味。このあたりはヘドホンによるものか、DrHEADによるものかどちらの理由かは断定できません。 ●宇多田ヒカルUH3(DVD)-全体的にボリュームを上げ気味にして聞いてみました。総じてUH2と一緒で、ボーカルのみが前面に出ている曲の部分では 平べったい印象。しかし低音から高音、ボーカルと賑やかになってくるといい感じに聞こえます。UH3でいうと「traveling」や「SAKURAド ロップス」。
改造後:改造前のマイナス部分は全て改善。平べったさは全くなし。ヘッドホンアンプの真価発揮という感じです。
●PCゲーム(CounterStrike:Source)-音の定位感は若干甘くなったような気がしますが、左右の分離感が非 常に良くなっているので結果プラス。驚いたのは今まで2階建ての室内で敵の足音が聞こえたときに左右の判別が限界だったのが、上下まで分かるようになりま した。これはちょっとビックリ。これでもう少し定位感が増せばバッチリなのですが。
改造後:非常に良好。音による敵の索敵が非常にやりやすくなりました。これでヘッドショットがバンバン出せれば文句なしなのでしょうが...別問題なので練習あるのみw

改造後の総論として、まず非常に良くなったのが奥行感の向上と高音域の艶やかさの向上でしょうか。またつぶれていた高音域はボリュームを上げても全 くつぶれなくなりました。あと音質に関してですが、標準のオペアンプ(OPA2134AP)と新しく取り付けたオペアンプ(OPA2604AP)では結構 違いがあるかもしれません。私的には、OPA2134APは派手目、OPA2604APはマイルドという感じではないでしょうか。下手すると砕け気味にな るOPA2134APよりはOPA2604APの方が個人的には好きですね。

低音部分に関しては、問題なしかと。とにかく奥行感が増したことによって音像が非常に立体的になったのは素晴らしいです。安物のヘッドホンでも十分 良く聞こえます。第2弾の改造でさらに良くなると嬉しいのですが。DrHEADのようにある程度いじれるように設計されている製品は好きですね~。私の衝 動買いのアイテムにしては、珍しく良い買い物でした。

DrHEAD改造(その1)

コンパクト・低価格ながらも、なかなかいい音を聞かせてくれるDrHEAD。早速改造に着手しました。まずはオペアンプの交換と電源レギュレーターの交換の2つです。今回のような改造を施すと当然保証は無くなりますので御注意下さい。オペアンプは良いのかな?

●オペアンプは写真下の黄色丸部分。電源レギュレーターは上の黄色丸部分。

それでは実際の交換作業に入りましょう。まずは分解から。サクッとネジを外して基盤のみまでもっていきましょう。バッテリーは両面テープで固定され ているので、周りからジワジワとゆっくり引き剥がします。これが取れないと基盤を取り出せません。無事に基盤を取り出すとこんな感じです。

●DrHEADの基盤

それではオペアンプの交換から。

1.オペアンプ交換

●交換前のオペアンプ
Burr-Brown社:OPA2134AP

●新しく取り付けるオペアンプ
Burr-Brown社:OPA2604AP

既存のオペアンプを取り外して、新しいオペアンプを取り付けるだけです。細めのマイナスドライバーを横から差込み、てこの様に使って、既存のオペア ンプをゆっくりと持ち上げて取り外します。新しいオペアンプは、表面の切り欠けの位置を以前と同じ方向に合わせて差し込みます。これにてオペアンプの交換 は終了。

この段階でもある程度は音質等に変化があるみたいなのですが、新しいオペアンプの性能は100%発揮されません。発揮させるには電源レギュレーターの交換も合わせ技でやらないとあまり意味がないようです。ということで次は電源レギュレーターの交換です。

2.電源レギュレーター交換

●交換前の電源レギュレーター(7809A)

●新しく取り付ける電源レギュレーター(7812F)

この電源レギュレーターは、簡単に言うとオペアンプの動作電圧を生成するレギュレーターです。標準のレギュレーターでは満足のいく電圧をオペアンプ へ供給出来ないため、せっかくいいオペアンプに交換してもフルパワーを出し切れません。この電源レギュレーターの交換は、オペアンプを交換しない状態でも かなり効果的な改造になるようで、初めての方でもこの電源レギュレーターの交換はなんとか頑張ってやってみる価値はあると思います。

ここから半田付け作業に入ります。あらかじめ取り付ける電源レギュレーターの足を既存の電源レギュレーターに合わせてカットしたり、曲げておきます。半田ごてを使い既存の電源レギュレーターを取り外します。次に新しい電源レギュレーターを取り付けて作業は終了。

これで2つの部品交換を終えました。すぐに交換後の音を聞きたくなるのが心情ですが、ここはグッと我慢してしばしの間エージングをしましょう。

私は地方に住んでいることもあり、今回のような部品の調達には苦労します。近くにパーツ屋さんとかあれば良いのですが...なので必然的にネットで注文になります。それぞれの部品の注文先は、

オペアンプ(OPA2604):RSオンライン
単価870円、2個注文。

電源レギュレーター(7812F):若松通商
単価73円、5個注文。

です。

最後に、このような改造する上での注意点や用意する工具等は、こちらのサイトに 詳しく紹介されています。またそれぞれの部品についての説明など分かりやすく書いてあるので大変参考になると思います。私は趣味としてこのような部品を扱 かうことが度々あるのですが、初めてこのような作業を行う方は、ある程度練習してから改造を始めた方が安全かも知れません。

DrHEAD改造第2弾は、「入力段カップリングコンデンサの交換」です。部品も来週中には揃うので、しばしお待ち下さい。

●入力段カップリングコンデンサの交換部分(計4箇所)

肝心のオペアンプと電源レギュレーター交換後の試聴インプレは次のエントリーで紹介いたします。(音良すぎ~!!満足満足^^

DrHEADの音はどうだろ

DrHEADを使い始めて2日。使っているヘッドホンはSony MDR-CD480。 気になる音の変化ですが、結論から言うとPCでのリスニングにはDrHEADとMDR-CD480クラスのヘッドホンで十分ですね。希望としてはお高めの サウンドカードと5.1ch対応のヘッドホンであれば申し分なしといきたい所ですが、とりあえず今持っている機器の有効活用を。

まずはiTuneで聞くMP3での音の感想を。装着しているサウンドカード、使うヘッドホンで音は変わってしまうので、あくまでも私の個人的な感想ということでご了承を。

●DREAMS COME TRUEの「OLA'! VITO'RIA!」-320kbps/CBR/Stereo
ボーカルの艶やかさは頑張って出そうとしています。ただ結果出し切れないので少々残念。左右の分離感、音の広がりは明らかにYAMAHAのアンプよりは向上。

●エンヤの「カリビアン・ブルー」-128kbps/CBR/JointStereo
お、アンプでこれだけ変わって嬉しい代表のような感じです。たかが128kbps、JointStereoでもしっかりと聞かせてくれますね。他の同様の エンコしたエンヤの曲も強弱のあるしっかりとした音で聞くことが出来ます。しかし一つ一つの音の切れなどは128kbpsが災いして雑かもしれません。

●ゴスペラーズの「永遠に」-220kbps/VBR/JointStereo
ボーカルのソロ部分は以前とはほとんど変わらず。しかしバックコーラスが入ってきた途端DrHEADのパワー炸裂。しっかりと一つ一つの音を出してきます。抜けの良さは少々不足気味。

続いてはDVD。宇多田ヒカルのUH2とUH3から。

●UH2-低音が以前よりも響いてきます。ただ高音の艶やかさ、抜けの良さはやはりイマイチ。DrHEADのボリュームを高めにすると高音が砕け気味。このあたりはヘドホンによるものか、DrHEADによるものかどちらの理由かは断定できません。

●UH3-全体的にボリュームを上げ気味にして聞いてみました。総じてUH2と一緒で、ボーカルのみが前面に出ている曲の部分では平べったい印象。 しかし低音から高音、ボーカルと賑やかになってくるといい感じに聞こえます。UH3でいうと「traveling」や「SAKURAドロップス」。

次はPCゲームでの音の方はというと、ゲームでは音の品質よりは左右の分離感、定位が問題になってきます。この部分はサウンドカードやヘッドホン、またヘッドセットに影響される部分が多いとは思いますが。とりあえずゲームはCounterStrike:Source。

●音の定位感は若干甘くなったような気がしますが、左右の分離感が非常に良くなっているので結果プラス。驚いたのは今まで2階建ての室内で敵の足音 が聞こえたときに左右の判別が限界だったのが、上下まで分かるようになりました。これはちょっとビックリ。これでもう少し定位感が増せばバッチリなのです が。


結論として、音に関しては1万弱のヘッドホンクラスで聞く分には合格点。お高いヘッドホンに変えると多分DrHEADの弱い部分が露呈してしまうかも知れ ません。MP3での感想は、高ビットレートでエンコした曲はさほどDrHEADに変えたからといって良くなるとは限らないかも知れません。ただ低ビット レートのMP3は今まで埋もれていた音を出してくれるのでかなりいい感じになると思います。本来DrHEADは既存のCD/MDウォークマンや、携帯音楽 端末に繋いでというのが理想の形だと思うので、そういう使い方をした方が効果はあるでしょう。

リスニングするソースが良すぎるとDrHEADでは役不足感が否めません。これは姉妹品のDrAMPで補えると思うので、購入して不満であればDrAMPを買うのも一つの手かと思います。私の場合、目の前の101MMが寝てるのでDrMAPも買っちゃうかも知れません。101MMとは16年の付き合いだし、まだまだ頑張ってもらわないと。一緒に連れ添ったプリメインアンプのA-10は重さと場所のなさで冬眠中...

DrHEAD、なかなかいいぞ!

昨日手元に届いたDrHEAD。エージングも終わったので本格的に使い始めてみました。

このDrHEADを買う前のリスニング環境は、PCのサウンドカード(SoundBlaster Live 24bit)から出力し、2,3年前に通販特価(たしか1万弱だったような)で売っていたYAMAHAのアンプ(VS-10)を通してスピーカー(BOSE 101MM)で聞くか、ヘッドホン(Sony MDR-CD480)で聞くという環境でした。

しかしこのYAMAHAのアンプがイマイチ。隣にある、iMacの出力をもらっているONKYOのCD/MDコンポ(X-A5)の方がすさまじく良い音を聞かせています。元々の設計思想が違うので一概に比べることは出来ませんが...せっかくの101MMが真価を発揮できません。

そうこうしているうちに101MMから音を出すことが少なくなり、ゲームをやればやったで騒音問題になってしまうし、Skypeが登場したのにヘッドセットはないしという始末。仕方がないのでヘッドセット(Sony DR-G250DP)を 購入。このヘッドセットはSkype用に使っても良し、音もそこそこ良し、ゲーム用として使っても及第点。ネックバンド方式なので長時間かけていても疲れ ないのでこの点もマル。YAMAHAのアンプへはつながずに、直接サウンドカードに接続して使っていました。しかしこのヘッドセットにも弱点が。ボリュー ム調整が出来る部分がありません。これはPCゲームをやっている私にとっては致命的。買う時に気が付けば良かったのですが、後の祭りです。ゲーム中に音量 調整したくなった時は・・・最悪です。

そこで救世主のように現れたのがDrHEAD。手軽にボリューム調整でき、スペースもとらないコンパクト設計。後から調べて分かったのですが、内部 のオペアンプを交換すれば音がまたまたよさげに(改造用のオペアンプは既に注文済み。1個840円、2個注文しました)。他にも子部品の交換等の改造で上 級機種に迫る音を出すことが出来るシロモノの様です(ちと大袈裟すぎますが)。ま、いろいろと先にも楽しみがあるヘッドホンアンプです。こうなると、目の 前にただお座りしているBOSEの101MMも眠りから覚ましたやりたくなってきます。姉妹品のDrAMP、買おうかなぁ。

これで万事オッケーと思いきや、このDrHEADはヘッドホンの対応インピーダンスが32Ωから600Ω。ヘッドセットのDR-G250DPは 24Ω.....使えません。てことで今はMDR-CD480をDrHEADに接続しています。ヘッドセットの方はキーボードの奥においてエレコンマイク 専用と化しています。少々口から離れていてもエレコンなので十分音は入るので問題はない・・・・・と言いたいところですが、DrHEADが32Ωから対応 というのは少々誤算。ま、この辺りはヘッドホンアンプなので仕方がないかと。その分いい音を出してくれるのでガマンガマン。

結局試聴レポートがリスニング環境説明レポートになってしまいました(笑
次回のエントリーで実際に聞いてみた音を説明したいと思います。

買ってしまったDrHEAD

せっかくMac miniの購入資金にと貯めていた小遣いの約50%をを使ってしまいました。原因は小型ヘッドホンアンプの「DrHEAD」。なんかの雑誌に紹介されていた写真を見た時に無性に欲しくなってしまいました。結局のところ衝動買いです。

Amazonで一昨日注文して、今日届きました。早速開梱。中身は写真のとおり、充電池内蔵の本体と、ACアダプタ、変換プラグ2個、ミニステレオケーブル、キャリングケース、マニュアル、割り引き購入カード、保証書、ユーザー登録カード。こんな感じでしょうか。

本体はこんな感じ。大きさは幅9.5cm×奥行8.8cm×高さ2cmと、なかなかコンパクト。このコンパクトさと見た目の質感で買ってしまったと言っても過言ではありません。

早速試聴して見たいところですが、まずは内蔵されている充電池への充電作業。もうちょい我慢です。充電が終わったらエージングもかねて試聴してみたいと思います。